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「IKIKATAの学校」
とは

大切な自分と向き合う

「今後どうしたい?」

「こんなことしたいなぁ」

「私はこう思う」

大人になった後もそんな自分たちの「考え」や「やりたいこと」などを仲間と語らう。

ときには、お風呂で
ときには、焚火を囲みながら
ときには、コーヒーを飲みながら
自分の大切にしたいことに気づく時間。

自分の内側にある幸せや関心に気づく時間。

自分にとって、よりよく生きるためにとても大切な時間でした。
そんな時間をできるだけ多くの人と共有したい。
そんなときに知ったのが デンマークにあるフォルケホイスコーレ という「人生の学校」。

「フォルケホイスコーレ」とはデンマークを中心に北欧に広がっている教育機関で
17.5歳以上であれば誰でも入学でき、試験も宿題も一切ない、全寮制の学校です。
人生の岐路のタイミングで様々な大人が共に暮らし、共に学んでいます。
そんなフォルケホイスコーレをモデルにした「IKIKATAの学校」です。

想いの軌跡

「べき思考」に陥る学生時代

私は学生時代に子どもたちといっしょにキャンプなどの活動を行うボランティアリーダーをしていました。さらに、そのリーダーたち70人ほどで組織された「リーダー会」の会長として1年間活動もしました。その1年間は、子どもたちとの活動は楽しかったものの、リーダー会をまとめる役として、苦しい思いをすることに・・・ なぜなら、リーダーそれぞれの活動への熱量がちがい、時期によっては想いが共有できず、組織をまとめきれていない自分にぶち当たったからです。

ただ、今ふり返ると、私の中で1つ大きな失敗がありました。それは、「〇〇しなければならない」「〇〇であるべきだ」という思考のクセ。いわゆる「べき思考」が私は強かったのです。それを周りにも求めるので、当然空気は冷めていきます。

立場に縛られ、自分の「やりたい」ことは蔑(ないがし)ろ。自分の素直な気持ちに蓋をしてしまい、組織全体のことばかりを考えるなど、今思い返せば知らず知らずのうちに我慢をして気持ちに折り合いをつけていたようです。自分の正直な気持ちに向き合わなかったのです。

学校教育で気持ちが置き去りに

大学卒業後は、教員として働きだしました。学校は集団組織。「協調性」という言葉で周りに合わせることが良しとされます。まさに日本社会の象徴。しかし、ここで使う「協調性」には、大きな問題がありました。それは、個の思いが無視されているということです。「どうしたい」とか「どんな気持ち」というものに共感してもらいにくい場所です。教室には最大で40人の子どもたち。授業だけでなく行事もたくさん、子どもたちのやることはてんこ盛り。限られた時間の中でやろうと思うと、やっぱり先生方も効率的になり、指示も多くなって個人の気持ちが置き去りになります。子どもたちもそれが「あたりまえ」。自分の考えを持ち、対話を通して生み出した価値観ではなく、「〇〇でなければならない」「〇〇すべき」という気持ち(刷り込まれた価値観)になるのも当然かもしれません。

自分を大切にする

私は教員時代に「自分を大切にしてほしい」ということを伝えてきました。周りに合わせた意見ではなく、自分が「どうしたい」という気持ちに素直になるのが「自分を大切にする」ことにつながります。これは、大人も一緒です。まだまだ気づいていない自分の内側にある素直な気持ち。「こうあるべき」と知らず知らず気持ちに折り合いをつけていませんか。日本社会は、じっくりと自分と向き合う時間がありません。中学卒業後は、あたりまえのように高校や大学、専門学校、就職とじっくりと自分と向き合えるシステムがなく、就職すれば我慢 我慢 我慢・・・。

だからこそ、人生の余白をつくり、これからの人生、どんな生き方をしたいか、どうありたいか、自分の内側にある幸せや関心に気づき、学んでいきませんか?

自分を大切にしませんか?

Company Profile

団体名:一般社団法人うちだけのIKIKATA
連絡先:uchidakeno.ikikata@gmail.com
所在地:兵庫県加古川市野口町坂元1120
設立年月日:2022年6月8日
代表理事:内田 琢也